一部の日本の大学や大学院において、教授に対する「煙酒作戦」(贈り物によって成績等を優遇してもらおうとする行為)が、中国人留学生等の間で蔓延しているという指摘があります。特に、地方の大学や都内の新設校においては、日本人の入学生が激減する中、定員割れを補充してくれる外国人留学生はとても大事な「上客」です。それで、一部の留学生は、「留学生だから大目に見てもらえる」という甘えを持ってしまうのだというのです。「なめられている」と言っても過言ではないでしょう。 しかし、「なめられている」という事情は、中身がほとんどなく「来るものは拒まず」という方針を取っている「偽装大学」だけではありません。留学生に甘く見られるのは、日本の大学がリスペクトされていないからです。英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの「アジアの大学ランキング」を見ると、東大ですら8位。100位以内には京都大や大阪大など11校しか入っていません。シンガポール国立大や南洋工科大、中国の清華大・北京大・香港大・香港科技大などに負けているという現実を直視すべきです。