top of page

vol-29:ユニクロの真似をして難民を雇用するのはいかが?

  • 2017年9月21日
  • 読了時間: 1分
  • ミャンマーから隣国バングラデシュに脱出したロヒンギャ難民が37万人に達する中、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井社長は100万ドルの個人寄付を申し出ました。ユニクロは、2015年11月、3年間で総額1000万ドルを国連に資金援助するとともに、国内外で難民100人を雇用することを公表するなど難民支援を積極的に打ち出しています。

  • それでは、ユニクロを見習って難民を雇用すべきでしょうか。「義を見てせざるは勇なきなり」とする勇敢な経営者もいらっしゃるでしょうが、あまりお勧めしません。「偽装難民」でない本物の「難民」が少ないからです。

  • 「第5次出入国管理基本計画」(2015年9月)は、「専ら我が国での就労を目的とする濫用的な申請のインセンティブとなっている正規在留者に対する就労許可」を見直すことを明言し、「同じ主張を繰り返す再申請者らに対し在留は認めるが、就労を許可しないこととする。3回以上繰り返した場合には在留自体を許可しない」という方針と言います。入管行政が厳しさを増す中、難民雇用に関しては、引き続き慎重な姿勢が望まれます。

最新記事

すべて表示
vol-1009:「フホー」を使う前にやるべきことがある

茨城県のある地域では、不法就労外国人のことを「不法さん」とか「フホー」と呼んでいて、かなり身近な存在になっている。「不法さん」が飛び込みで「仕事ありますか?」と訪ねてきたり、「特定技能を使いませんか?」という片言の電話も珍しくないという。サツマイモを栽培する農家男性は「かき入れ時に人が足りない。『フホー』に頼らざるを得ない」と話し、「悪いことは分かっている。ただ、ルールの範囲内でやっていたら儲から

 
 
vol-1006:今こそ「実務研修ガイドライン」を活用せよ!

政府は、外食業界の「特定技能1号」について、4月13日付で新たな受け入れを原則として停止した。すかいらーくホールディングスやゆで太郎システムは、アルバイトとして雇った外国人留学生を「特定技能1号」で正社員採用する予定だったが、人員計画が破綻。受け入れが再開される時期については、遅いと2029年3月末頃になる可能性があるため、業界団体は近く、受け入れ人数の上限を引き上げてほしいと政府に要請する方針ら

 
 
vol-1004:排外主義に迎合した政策は打ち出されるか?

景気の雲行きが怪しい。イラン戦争が泥沼化し長期化する様相を見せており、IMFは、エネルギー価格と食料価格の高騰が続けば、⁠世界的なインフレを加速させるとの見通しを示した。日本国内でも、石油精製の過程で得られるナフサが入手できなくなるとの予測から、大手化学メーカーは軒並みエチレンの減産を発表。石油関連製品に関する値上げのリリースが相次いでいる。 高市首相は、3月29日に「ただちに供給が滞ることはない

 
 
bottom of page