7月26日、留学生に法定時間を超えて働かせたとして出入国管理法違反の罪に問われた串カツ店「だるま」の運営会社と、同社の店舗統括部長の判決が出ました。裁判官は求刑通り同社を罰金50万円、部長を同30万円とする有罪判決を言い渡し、「会社は不法就労を助長しないよう組織的に取り組むべきだったのに利益を優先させた。責任は重大だ」と指摘しましたが、略式命令で終わっていたものをわざわざ公判にして晒し者にしたわけです。こんなことをされたら、人事担当役員は溜まったものではありません。 判決によれば、「だるま」は昨年9月~11月、大阪市中央区内の店舗などで、アルバイトとして採用したベトナムとネパールからの留学生計11人に法定の週28時間を超えて働かせたようです。そのこと自体を悪くないというつもりはありません。紛れのない法令違反ですから、裁かれるのは当然。 問題は、検察から略式裁判にすることを条件に、「だるま」が罪を認めたら、わざわざ公判に持ち込み、マスコミを使って寄って集って袋叩きにするという手法。そこまで「悪人」に仕立てなくてもよいのではないでしょうか。