埼玉県の大野元裕知事が不法滞在クルド人に対する態度を豹変させている。以前は、代表格のマヒルが経営する解体工事会社が埼玉県に100万円を寄付したことに対して感謝状を手渡したり、「繰り返し難民申請を行うことによって生活の糧を得ている方々もいる」「出稼ぎはどの民族にもある」などと公に発言してクルド人を擁護してきたが、スタンスを大幅に変えたようだ。 県内選出の国会議員らにトルコ国籍者の短期滞在の査証(ビザ)免除の一時停止を求め、関東地方知事会でも国への要望をまとめる際、「ビザ免除停止も検討」の一文を提案して挿入。定例記者会見では、「治安に関する不安が住民から寄せられている。県としては不安解消のため免除停止を求めている」などと説明し、「トルコとの間で難民申請者について課題があるという統計がある」「難民申請を繰り返して在留管理の出口がコントロールできないなら、ビザという入り口のところで選別してほしい」などと問題を強調した。 以前の発言などあげつらうまい。世論が動き、ようやく悩ましい現実に向き合う気になったということなのだろう。次は埼玉県警が豹変することを望む。