日本ハムの子会社日本ハムファクトリーが運営する茨城工場において、100人近いベトナム人が逃亡したという報道がありました。今年4月、茨城工場に労働者を派遣していた派遣会社役員が、警視庁に入管法違反で逮捕されたことが切っ掛け。発端は、あるベトナム人が犯罪に問われ、その捜査過程で、偽造した在留カードで茨城工場に勤務していたことが発覚したことでした。 この派遣会社は日本ハムの各工場に常時、数百人規模の労働者を派遣しています。同社に所属している茨城工場のベトナム人約 100 人の在留カードを確認したところ、ほぼ全員が偽造カードを使っていました。そのベトナム人たちは不法就労発覚後、工場から逃げ出し、行方知れずとなっています。 外国人派遣が「不法就労の温床」であることは、外国人就労に係る者であれば周知の事実ですが、警察や入管は放置したまま。近年では、派遣外国人たちに偽造在留カードを持たせる手法が広まっており、一見しただけでは発覚しにくい態様に進化しています。大手の食品工場に対する外国人派遣の実態をサンプル調査するだけで、いくらでも不法就労を摘発できるのですが。