vol-92:移民問題で揉めると政府が閉鎖されてしまう
2018年2月1日
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ガバメント・シャットダウン(政府閉鎖)―― 予算が成立せず、歳出の根 拠が失われた場合に政府機関を閉鎖する措置のことを言います。この「政府 閉鎖」が、2018年1月、米国で発生しました。移民政策を巡る与野党協議が不調に終わったことが原因です。
争点となったのは不法移民への対応。トランプ大統領は2017年9月、子どもの時に親に連れられて米国に来た不法移民の若者を強制退去にしない救済制度「DACA」を廃止する方針を表明したのですが、 民主党は救済策の維持で合意できない限り、つなぎ予算案の採決に応じないと主張。トランプ政権や共和党は反発し、政府閉鎖に陥ったというのです。
今回の政府閉鎖は3日未満であり、1995~96年(均衡財政絡み:27日間) や2013年(医療保険改革絡み:16日間)と比べると極めて短期間であるほ か、閉鎖されるのは国立公園などが中心で、軍や病院など国民の生命財産に関わる機能については閉鎖しないことになってはいるものの、ショッキングなイベントであったことは間違いありません。その契機が、入管政策(=移民政策)だったことについては記憶にとどめておくべきです。



