vol-99:韓国は外国人を裏口ではなく正面から受け入れる
2018年2月13日
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技能実習制度の問題を指摘する識者が増えてきました。韓国に学べという論調も見られます。かつて韓国は、現在の日本と同様、実習の名目で「裏口」から労働力を補っていました。仲介業者に多額の費用を払って訪韓する実習生は、より良い給料を求めて大量に失踪(現在の日本と同じ)。そこで韓国は、「外国人労働者は受け入れない」という建前を捨て、「正面」から受け入れる「雇用許可制」を 2004 年に導入。国が募集や採用の窓口になり、仲介業者の搾取を撲滅し、韓国語能力試験の得点だけが外国人労働者のハードルになったので、日本に行くよりも稼ぎが良いという話になっています。
しかし、未だに「国内の移住労働者の宿舎環境は“劣悪”という言葉では言い表せないほどのひどさだ。移住労働者たちは、最低賃金レベルの安月給から最大20%まで寮費と食費を天引きされている」という報道もあります。じつは、韓国の「雇用許可制」は、日本の技能実習制度と同様、職場を選択する自由がありません。そのため、雇用主によるパワハラが絶えず、失踪者が再び増加しているという話もあります。
制度改革には冷静な分析が必要です。



