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vol-125:安倍政権が唱える賃上げ3%の根拠は何か?

2018年3月22日
読了時間: 1分
  • 政府が賃上げを促す「官製春闘」は、2018年で5年目。安倍首相は「3%賃上げ」という異例の数値目標を示しましたが、未達に終わりました。なぜ「3%」だったのでしょうか。続投が決まった黒田日銀総裁の国会答弁を見てみましょう。

  • 「インフレ2%を達成する」として、華々しく「異次元」の金融緩和を始めた黒田総裁は、達成時期を6回も先送りしましたが、批判されても、「企業経営者に根付いたデフレマインドが問題である」として涼しい顔。要するに、経営者が賃上げをしないから、「2%」にならないと強弁しています。黒田理論によれば、日本における労働生産性の上昇率は1%。この場合、実質賃金が1%上昇しないと生産性の向上分に見合いません。したがって、インフレが2%になるとすれば、3%以上の賃上げが必要になるという論理です。

  • 企業には400兆円を超える内部留保があるのに労働者に分配しないとして、経営者に責任転嫁。サービス業は「生産性が低い」として批判し、最低賃金を毎年3%引き上げるべきという政策提言もしています。サービス業の経営者は、今後の政策展開に十分に注意すべきです。

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