top of page

vol-229:テロを決行しても入管行政は変わらない

2018年8月21日
読了時間: 1分
  • 安倍政権が打ち出した新たな「外国人労働者受け入れ策」を巡って、百家争鳴の状況になっています(2018年夏)。そうした議論の高まりは、すでに国内に在留している外国人と入管との軋轢や摩擦をクローズアップさせ、収容所における入管の非人道的な振舞いなどを表面化させる役割を果たしています。

  • そうした議論や報道が、建設的で具体的な政策論の醸成につながっていけばよいのですが、2018年8月16日の夕方、27歳の日本人男性が、トラックを運転して東日本入国管理センターの敷地内に侵入。中央ホールの自動ドアのガラスを割るという事件が勃発しました。警察に出頭した容疑者は、建造物侵入や器物損壊などの疑いで逮捕されましたが、動機は報道されていません。

  • 行動を見る限り、確信犯であり、非人道的な収容で知られる東日本入国管理センターに対して、何らかのメッセージを発したかったのであろうと推察されますが、非人道的な行為に対して、非人道的な行動で応えても、事態は改善しません。権力で優る入管は、それを逆手にとって自らを正当化するだけ。迂遠に見えるでしょうが、具体的な政策論を積み上げていくしかないのです。

bottom of page