vol-1091:家計調査はサナエノミクスを評価しない
10月10日
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更新日:10月11日
「高市政権による経済政策(サナエノミクス)は上手く機能している」のか? じつは、家計調査は「NO!」と言い続けている。統計数値を確認してみよう。
10月9日に公表された8月の消費の実勢は、実質ベースで9ヵ月連続で前年割れを示した。名目ベースでも3ヶ月連続で前年水準を下回っている。高市政権は、「賃金は上昇を続けており、消費増への好循環が期待できる」と言い続けているが、家計調査を見る限り、その兆しは感じられない。
そんな最中、食品スーパーを展開するイオン系のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは、2030年度までに約100店を閉めることを明らかにした。首都圏で「マルエツ」「カスミ」「いなげや」などを営んでおり、構造改革の一環だという。井出武美社長は「インフレ(物価高)が想定以上に厳しく、(閉める店の数を)積み上げた」と話した。消費不振のダメージが払底できないということなのだろう。
高市政権の大本営発表は、信じ込まない方が良い。
名目 実質
2025年12月 ▲0.3% ▲2.6%
2026年 1月 +0.7% ▲1.0%
2月 ▲0.4% ▲1.8%
3月 ▲1.3% ▲2.9%
4月 +1.0% ▲0.5%
5月 +1.3% ▲0.4%
6月 ▲1.5% ▲3.3%
7月 ▲1.5% ▲3.6%
8月 ▲1.0% ▲3.1%



