vol-787:日本人だけでやるのなら姥捨山政策を議論すべき
更新日:9月15日
移民の話になると、「日本人だけで裕福な国を!」という主張が出てくる。日本の政策論は必ずこうなると言ってよい。移民賛成か、移民反対か? 白か黒なのか、を迫る議論。100%か、それとも0%か? まあ、分かりやすいからね。
しかし、日本の人口構成だと、早晩、18~34歳と65~74歳が同じ人口になる。そのとき、75歳以上の人口は、18~34歳の人口の2倍の水準になる。この人口比率の問題は、AIやロボティクスでは解決しない。
素直に考えれば明らかなのだが、移民なしで社会を維持する場合、高齢者たちを姥捨山に送るか(姥捨山政策)、若者たちに過度な犠牲を強いる(若者奴隷策)しかないのに、誰も言わない。
キレイゴトで「なんとかなる」というのは、野放図に外国人を入れながら、「なんとかなる」と言ってきた政治家たちと同じ。レベルはそんなに変わらない。
今度は策もなしに「入れるな」と騒ぎたてる。金持ちはいい。なんとでもなるから。でも、多くの庶民は、姥捨山政策や、若者奴隷策では報われない。
だから、具体的で実行可能な外国人政策を立案できるまでは、日本のルールを遵守し、日本の慣行を尊重して、日本の文化を敬う外国人だけに在留資格を与えることとし、他の外国人には難民を含めて、厳格に対処することで時間を稼ぐべき。
在留条件として3点は大事。 ・言語(日本語や挨拶) ・歴史(文化や慣習) ・法律(ルールや作法) これらがわからない外国人に長期在留を認めてはならない。
特に、言語も文化も法律も、理解しようともしない外国人は、絶対に受け入れるべきではない。諸問題の源泉になる。
現時点で既に「多文化共生」には失敗しているのだから、「多文化共生」の旗印を直ぐに降ろして、「郷に入らば、郷に従え」に切り替えるべき。そこは、欧米に学ぶべきだ。
「移民は要らない」という耳障りが良く、威勢が良いメッセージが、実際に社会を改善することはない。そもそも、海外に在住している150万人近くの日本人についてはどう考えるのか? 日本人が海外に住むのは良くて、外国人は日本に一切受け入れないのか?
要するに、こういう感情論は、「移民は誰でも受け入れよう」というレフト系の戯言と同じ。もう少し、世の中の実態を直視した上で議論するほうがいい。



