vol-281:時期尚早と言う人は100年経っても時期尚早と言う
2018年11月2日
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予期されたことではありますが、安倍政権の「特定技能」に対して、野党やマスコミから「拙速だ」「 腰を据えた議論を」などの「拙速論」が出てきました。反対するのであれば、「日本語基準はこうすべき」とか「この条件を充たす場合は家族滞在を認める」などの対案を述べるべきなのに、具体策は一切出さずに、長々と審議することを求めています。「特定技能」という在留資格が美しいとは決して思いませんが、現状維持が最善ではない以上、何らかの対案を出すのが政権交代を狙う野党としての責務ではないでしょうか。
川淵三郎・元日本サッカー協会会長は、「時期尚早と言う人間は、100 年経っても時期尚早と言う。前例がないと言う人間は、200年経っても前例がないと言う」と喝破して、Jリーグを立ち上げ、成功に導きました。
新たなことをやろうとすれば、反対派が邪魔をするのは世の常。しかし、僅かであっても、より良い方向に世の中を導く(Not the best, but a little better)ためには、「とにかく反対」ではなく、「ここをこうすべき」という実務的で実践的な智慧が必要です。果たして、野党にその智慧があるでしょうか。



