vol-60:入管は偽装難民の排除に舵を切れるのか?
2017年12月4日
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2017年、北海道では、「難民申請」した外国人を就労資格がないのに解体現場で働かせたとして、入国管理法違反(不法就労助長)容疑で、解体業「レジェンド」の実質的経営者で指定暴力団山口組系暴力団員と同社幹部らの男計6人が逮捕されました。無許可で就労した疑いで、インド人とバングラデシュ人の男性6人も逮捕されています。警察は、同社の売り上げが暴力団の資金源となっていたと見ているようです。
その一方、兵庫県では、口紅など化粧品61点を盗んだとして、ベトナム国籍の男女3人が逮捕されました。3人はいずれも留学ビザで入国し、現在は「難民申請」中だといいます。
要するに、「偽装難民」は「悪者」で、その関係者も「悪者」で、本当に悪い奴は「暴力団」にも近いという分かりやすい構図。心理学でいう「フレーミング効果」を用いているわけですが、その背後には、「偽装難民」の排除に舵を切った入管の覚悟が垣間見えます。難民申請者に対して、「すぐに他の在留資格への変更申請をしないと大変なことになるよ」と警告する親切な(?)入国審査官がいるくらい本気のようです。君子危うきに近寄らずです。



