vol-1030:小野田紀美大臣は何もせずにいなくなるのか?
更新日:5 日前
昨年11月17日、小野田紀美外国人政策担当大臣は、「一部の外国人による違法行為やルールからの逸脱に毅然と対応する」と主張し、「悪いことをする外国人は日本にいない状況をつくる!」と語った。その力強い宣言が為されてから、もうすぐ1年になる。しかし、悪いことをする外国人が減った気配はないし、この半年以上の間、外国人政策に関して、小野田大臣が何をしたかについては、寡聞にして知らない。
そもそも、今年3月19日の予算委員会で、参政党の梅村みずほ議員から「外国人との秩序ある共生社会推進室の担当大臣として、外国人政策の司令塔としての難しさ」について問われたときに、「私も当初、難しい部分が出てくるかと思ったんですが、今の体制が結構うまく機能しているなと感じておるというのが正直なところです」と答えているくらいだから、現状を客観的に認識することもできていないのだろう。
だから、このままだと、小野田紀美という議員に対して、「掛け声だけで何もできなかったのか?」「勇ましくカッコよくしゃべるだけでやるべきことがわかっていなかったのか?」「威勢の良いスローガンを繰り返すだけで、入管実務や組織運営について何も知らなかったのか?」という手厳しい評価が定着してしまう。
内閣改造の時期が迫っている。今のままだと大臣から降ろされかねない。小さな対策でもいいから、すぐにできて効果が見える対策を打たないと「初の外国人政策担当大臣としての功績はゼロ」という結果に終わってしまう。完全な「看板倒れ」だ。言い訳は要らない。知恵があれば、日々の入管行政を変える手はいくらでもある。
もし、大言壮語するだけで何もできない小野田大臣がこのまま外国人政策担当に留任したとすれば、日本社会にとって最悪の布陣がこのまま続いてしまうと言うしかない。
第221回国会 参議院 予算委員会 第5号 令和8年3月19日
(参政党 梅村みずほ)参政党の梅村みずほです。よろしくお願いします。本日は、外国人問題を中心に伺ってまいります。まずは、小野田大臣にお伺いをいたします。外国人との秩序ある共生社会推進室の担当大臣として、外国人政策の重要性、また、もしお感じになっているとしたら、司令塔としての難しさについて教えていただければと思います。
(外国人政策担当大臣 小野田紀美)ありがとうございます。一部の外国人による我が国の法やルールを逸脱する行為や制度の不適正な利用について、国民の皆様が不安や不公平を感じる状況が生じておると。こうした状況を的確に対処して外国人政策を秩序あるものとすることは、ルールを守って暮らしている外国人にも資するものであり、その重要な課題であるというふうに考えております。ここは重要性の部分です。そして、外国人政策、様々な行政分野にまたがることから省庁横断的な対応が必要でありまして、担当大臣として十分に司令塔機能を果たす必要があると認識しています。本年一月には、担当大臣、私の下で、関係省庁が連携して、国民の安全、安心のための取組を幅広く盛り込んだ総合的対応策を取りまとめたところです。司令塔である担当大臣として、必要な体制を確保しつつ、関係大臣と連携して、総合的対応策に盛り込まれた施策を着実に実施するとともに、外国人政策を秩序あるものとするため、不断の検討を進めてまいりたいと思っています。難しさをというふうにお話しいただいたんですが、正直、私も当初、難しい部分が出てくるかと思ったんですが、この司令塔として、本当に一つの課題にしても何省庁も関わっているものがあるので、それを横断的に、こことここ連携してこれやってくださいとかというふうにやっていくという今の体制が結構うまく機能しているなというふうに総合的対応策を作る中で感じておるというのが正直なところです。



