vol-171:人口減少は「静かなる国難」である
2018年5月30日
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2017年10月1日時点の日本人は、前年より37.2万人少ない1億2465万人となりました。年間減少数は過去最大です。外国人(206万人)を含む総人口でも▲22.7 万人減で、7年連続のマイナス。高齢者比率は 27.7%を占め、過去最高を更新しました。人口減が続く地方を見れば、高齢者が過半数の「限界集落」が目立ち、共同生活を維持することが困難化。子供がいなくなり、小学校が閉校し、修繕が必要な橋すら着手できなくなっています。
今後は、都市部の高齢化が深刻化してきます。75 歳以上の人口増加率は埼玉が6.2%でトップ。千葉5.6%、神奈川5.1%、東京3.8%で、全国平均(3.4%)を軽く超えます。2045年には埼玉や千葉などの人口の2割が75歳以上になると推計されており、医療・介護の施設や担い手が大幅に足りなくなる可能性が指摘されています。危機は、すぐそこまで迫ってきているのです。
人口減少は「静かなる国難」です。未だに「人口減は技術革新で何とかなる」とか「移民では人口減を賄い切れない」などという無責任な議論を垂れ流す輩が幅を利かせていますが、本当に何とかしないと大変なことになります。



