top of page

vol-678:大手人材業者は5%の上澄み人材にしか興味がない

2020年6月23日
読了時間: 2分

更新日:1 日前

  • 人材紹介のビジネスにおいて、大手の人材会社が標的とする求職者は、大企業や有名企業に紹介し得る「即戦力」的な人材である。いわば能力やレベルが高い人材であり、求職者のごく一部にすぎない「上澄み人材(=トップレベルの人材)」(3~5%)を主な対象にして、ビジネスモデルを組み立てている。こうした構造があるため、人材紹介を営む大手人材会社にとって、「上澄み以外の人材」は、「求人企業にアピールするための捨て駒(10万人の中から10人を選別しました等)」にすぎない。このため、多くの求職者は、コーディネーターと面会して履歴書を手渡した後、求職者集めに困り果てている求人企業を大量に紹介されるか、そのまま何もされずに放置されるだけの運命にある。

  • 上記の構造は、人材紹介ビジネスが、求人企業からの支払いだけによって成り立っていることに因る。このため、人材紹介を扱う大手業者は、「求職者目線のマッチング」ではなく、「求人企業目線のマッチング」になってしまっている。

  • 例えば、最大手のリクルートエージェントでは、2.8万社(2019年度)と取引があり、69.6万件の求人案件を取り扱っているが、登録した求職者130.5万人のうちマッチングに成功したのは6.9万人しかいない(5.3%:2022年度)。要するに、95%については支援するつもりがない

  • ほとんどの求職者にとって、就職先を求めて大手業者に頼ることは、愚策である。

bottom of page