vol-863:岸田政権は意味のない「水際対策」をやり続ける?
2022年1月27日
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1月19日、WHOは、新型コロナに関わる渡航規制を撤廃するか緩めるよう加盟国に勧告しました。オミクロン型が発見された後に各国が導入した渡航制限は感染拡大を防げなかったとして、「効果的でないことが明らかになった」とし、実施する価値がないと明言しています。
欧米では渡航制限の緩和に踏み切る動きが出ていますし、日本においても、国内での感染拡大が始まってしまった以上、「水際対策」にそれほどの意味はありません。しかし、岸田政権は2月末まで現在の枠組を堅持する構えです。日本社会や日本経済のダメージを全く気にしていないように見えます。
「水際対策」は市中感染を遅らせるための手段でしかなく、市中感染が一般的になった場合、空港での検疫・検査や隔離さえ実施すれば、水際を止める意味はほとんどなくなります。しかし、日本では「水際で止めれば日本は安全」という「水際神話」が信じられており、政治家はパフォーマンス目的で「水際対策」を声高に唱え続けます。国内外からの批判は日々高まっていますが、岸田政権は「蔓延防止等重点措置」が終結するまで様子見でしょうか。



